こんにちは!ライフタイムアドバイザー兼ブロガーのゆっか(@_twinkler__)です。
今回はこんな質問に答えていきたいと思います。
結論から言うと、、、
マジで運ゲー!!!!
なぜそう思ったのかについても以下で詳しく解説していきます!
この記事の目次
そもそもどんな流れ?(うちの大学の場合)
教員免許を取ろうとしている学生諸君は共感してくれると思うけど、とにかく手続きと説明会が多いよね。笑
うちの大学はそれに欠席するとその年の教育実習関連の単位がもらえない、という規定があったのでみんな必死でした。
わたしは小学校教員免許の取得を希望しているので、教育実習期間は4週間。
もはや1ヶ月やん、、ながっ。
中学、高校の実習期間は2or3週間です。このちょっとした差がデカい。。
大学3年の後期くらいから手続きの書類が増えて、大学3年の3月には自分がどの時期、かつどの学校に教育実習に行くかが掲示板で張り出されました。
デデンッ!!
よっしゃ〜!!!!!!
なんと、家から歩いて10分の学校でした。最高。あざす。
そう、もうこの時点である程度決まっているのである。
2限にすら寝坊で行けない学生諸君が、 朝の7時にスーツを着て髪を整えて、しかも授業の準備をして出校できるだろうか、いや、行けない。
大体は、春か秋で別れて、運動会シーズンに配属されるのが多い印象。
一応どこの自治体に配属されたいか希望は出せるので、今回は第一希望の自治体が通ってラッキー!
※ちなみに配属先は教育委員会が決めます。
教育実習の軌跡
そこからの流れはこんな感じ。
- 大学で事前説明会
- 学校に渡す書類作り
- 学校への事前挨拶(教授と行く大学もあるようだけど、ひとりで行った)
- 教育実習当日の朝早めに行く
- (4週間)実習する
- お礼をする
- 大学で事後報告会
もうここでズバッと言っちゃうけど、
なんとなく免許取ろうっていう学生諸君がもしいたら、行かない方がいいよ。
割りに合いません。笑
ここからは、具体的な4週間の流れをお伝えしていきます!
教育実習1週目
事前に顔合わせをしていたので、あまり緊張することなく学校へ。
朝は全校朝礼があったので、全校児童、先生方の前で挨拶。
うまくいったのか、その後先生方に会うたびに褒められて嬉しかったです。笑
1週目は一度も授業をしませんでした!
主に自分の配属されたクラスの授業を見て授業の流れや作り方、子どもたちの反応をメモしたり、指導教諭の先生に質問したり。
それ以外は講話が一番多い週でした!
講話は、学校経営、事務、給食、保健など、担任以外で学校で仕事をしている人たちからそれぞれの仕事についてお話を聞くもの。
学校を組織として、色んな部門の話を聞こうねって感じでした。
わたし的には講話が予想以上に面白かった!
小学校のころ当たり前に過ごしてた日常が、たくさんの大人が動いて成り立ってるものだったんだなぁ〜〜。
給食おいしかったな〜〜〜(小学校単体でつくってる学校の給食のほうがおいしい)
そして何より、自分のクラスの子どもたちがかわいい!
わたしは事前にクラスの名簿をもらっていたので(取り扱い注意)、読み方や名前などは完璧にしていきました。
小学3年生のクラスで、ほんっとうに楽しかったです。
わたしは子どもが好きなんだなぁ。
休み時間、中休み、給食、昼休み、たくさん話してたくさん遊んでました。
子どもたちとの出会い、マジで一生忘れないと思います。
教育実習2週目
ここからボチボチ辛くなってくる。。主に帰ってからが。
帰る時間はなんと17時前。先生が早く帰らせてくれてました。
だけど一日かなり動き回ってるからか、眠気と食欲の戦いがすごかった。
マジで、帰ったらチョコパイのファミリーパック全部食べてたからね。
もちろんひとりで。チョコパイってなんであんなおいしいんだろうね。
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学校では、比較的教えやすいと言われている算数の単元の授業を持ち始めます。
算数は到達度別で別れており、一番少ない人数のじっくり学ぶクラスを担当することになりました。
授業は、、、とっても楽しかったです!!
指導案通りにいく授業はまずありません。
子どもの発言を予想しても、彼らは天才ですから「は!?!?」となる発言もしょっちゅうです。
だからこそやりがいがあったし、指導教諭の先生が見てくれているという安心感も大きかった。
そして2週目にはビッグイベント、運動会が!!!
当日暑すぎて殺す気か、と本気で思いました。
子どもたちには、2週間でこんなに変わるのか、というくらいの成長ぶりを見させてもらいました。
(まあでも個人的には運動会っていらなくない?と思わなくもない、、、)
まあとにかく、指導教諭の先生がマジで神だったんです!!!!
詳しくはここではかけないけど、
あ、こういう人が先生だと、子どもも救われるし、学校としても有難い人材だろうな。
こまめに進捗を聞いてくれる、色んな側面から子どもたちのことを教えてくれる、学校の全体会議とかでもまずその先生が動く、人が嫌がること、腰が重いことをその先生は率先してやる、子どもとしっかり向き合う、かわいいetc
いいところを挙げればキリがない。
それと同時に、
教師ってすごい仕事だな。
ほんと「年収いくら以上で〜〜」「福利厚生が〜〜」「残業なしのホワイト企業が〜〜」とか本気で思ってる人ができる仕事じゃない。
魂で仕事してる指導教諭の先生を見て、今のわたし、この道マジで進むの?と自問自答をし始めた2週目でしたね。。
教育実習3週目
運動会も終わり、授業を早く進めねば!という雰囲気の中始まりました。
教育実習には、集大成として最後に「研究授業」があります。
そう、これさえなければいいと日本中の教育実習経験者が思ったでしょう。
研究授業の準備が本格的に始まりだしたのが3週目でした。
科目自体は「国語」に決めていて、単元も事前に話してたので、指導案や教材づくりに取り掛かり始めました。
指導案自体は、大学の授業で毎週徹夜で作らされていたので作ること自体は慣れていたけど、実際の小学生の前でやる授業は教育実習が初めて。
叩き台をつくってから、指導教諭の先生の添削を受け何度かブラッシュアップをしてようやく完成。
算数の授業に加え、国語、理科など受け持つ授業も増えてきた、、!
あと1週間で終わるの?早い!と思えてくる時期だったなぁ
教育実習4週目
いよいよ研究授業の週。
今週で終わるのか、、と寂しく思いつつも、「やっと終わる!」という気持ちも正直大きかったです。
ここでとうとう21時過ぎまで学校に残って準備した!
指導教諭の先生が手伝ってくれたりで、最後の最後まで頭が上がらない4週目だった。。
そして研究授業の日が、、、。
教育実習にいくあなたに言いたい。
研究授業の出来は、実習中の子どもたちとのコミュニケーションで決まる。
子どもたちの発言、集中力、やる気に救われた授業だった。
教室に入ると完璧に教科書を開き、背筋ピンでイキイキした表情の子どもたち。
この時点で「ほんと君たち最高だね!」と言いたくなるのを抑えつつ、途中ハプニングがありならも、なんとか乗り切った。
後ろでは色んな先生が見にきていたけど、正直緊張しなかったです。
それよりも、子どもたちの声を聞くのに必死だった笑
そして研究授業後の会議でも、各先生方から「素晴らしかった」「いい先生になると思う」とお褒めの言葉をいただき無事終了。
でもここでは終わらなかった。
最終日、わたしは「一日学級経営」を任されていたのである。
そう、朝の会、全ての授業、給食、帰りの会、全て実習生のわたしがやるのである。
研究授業で頭いっぱいだったけどラスボスおった!!終わった
という感じで、もうなんでもこい!という感じでした。笑
結果から言うと、やっぱり子どもって天才だな、という感想で終わりました。
最終日、クラスの子どもたちからサプライズでお別れ会を開いてくれたんです。
こそこそ準備してるのがバレバレで、くそかわいいなあと思いつつ知らんふりをしてました。
そして時はきた。給食後。
せんせー!!今から宝探しゲームするからちょっとこれつけて廊下で待ってて!
いいよーって言ったら教室に入ってきてね!いいよって言ってからだよ!!!
言われた通り、画用紙でつくられた目隠しをつけられ待ってた。
「ぎゃー!いそげ!」と言いながら騒ぐ子どもたち。
いいよ!と言われて教室に導かれると、お楽しみ会仕様になった教室が!!
あの時のみんなの嬉しそうな笑顔、マジで忘れない。。。
教師になる人って、こういう瞬間があるから続けられるんでしょうね。
そこから、10個以上の出し物(クイズ、お笑い、マジック、プレゼント、イラストなど)があり、最後に手紙をもらいました。
わたしからもお礼の言葉と一緒に、一人ひとりにお手紙を渡しました。
泣いてる子どももいて、うるっときたけど、意外と泣かなかった。。
こんな感じでわたしの教育実習は終わりました。
辛いこともあったけど、今となれば良い思い出です。
世界が違いすぎて、竜宮城にいた気分。
そして後日、お礼の品を持って改めて学校にご挨拶に伺い、幕を閉じました。
教育実習云々言うより、教師の仕事を見に行く感覚の方が楽。
教育実習に行こうとしている学生諸君は、なぜそんな状況になってるかを考えてみて欲しい。
教師を志しているのか、将来の保険的な感じなのか、人それぞれあると思います。
どうせ行くなら「教師」という仕事を覗きに行こうという感覚でいることをおすすめします。
インターンみたいな感じです。
わたしはメディア系の会社でもインターンしてた時期があったけど、それよりも小学校の4週間は刺激的でしたね。
結論、わたしは行ってすごくよかったです。
ただ、めっちゃくちゃ個人差あります。
指導教諭がヤバすぎて地獄だった、、ほんと辛かった、、、
こんな感想を持つ友達もいました。
ただ、その友達は採用試験を受け、春から教師になります。
一方わたしは、尊敬できる指導教諭の先生と、最高に素敵な子どもたちとのご縁に恵まれました。
だけど、新卒で教師にはなりません。
結局、あなた自身が何を志すか、何になりたいかという気持ちが一番大事なんです。
自分の好きを知ろう。そのためには行動が必須である。
ここまでこの記事を読んでくれた人は、「教育実習」に対して何かしらの不安や疑問がある人が少なくないんじゃないかなと思います。
もう教育実習が迫っている人、教員免許をとろうか迷っている人、教師の仕事に興味がある人、色んな考えを持つ人がいるでしょう。
どんな人にも伝えられることがあるとすれば、
とりあえず、もう一つ何か行動しよう。
この記事にたどり着いてここまで読んだ、というのも一つの行動。
ここ数年うっすら思っていることですが、自分のやりたいことを既存の「職業」にあてはめる時代はもうすぐ終わるんじゃないかなと思います。
各々がやりたいことを形にしていく時代が、もう本当にすぐそこまできている、そんな気がします。
それは、サラリーマン、公務員、自営業、フリーランス、専門職、主婦、学生といった垣根を越えて、みんながそれぞれスキルをつけて、やりたいことやってこう!というイメージです。
就職したらお金がもらえて、教師になったら公務員だから安定で、、という概念は捨てた方が結果的に人生楽しくなるとわたしは考えています。
あと、出会い大切!
男女の出会い云々よりも、色んな価値観に触れるという意味で。
質問とかあればLINEから聞いてください!
教育実習ってどんな感じ?やっぱり辛い?