コジコジのアニメから学ぶ時間管理と人生哲学。第13話「北風の吹いた夜」より。

こんにちは!ライフタイムアドバイザー、ブロガーのゆっか(@twinkler__)です。

わたしはコジコジがめちゃくちゃ好きで、日常生活の中に「コジコジタイム」を取り入れています。

コジコジってなに?どんなやつ?どこで観れるの?

人生の意味をゆるく考えたいけどなんかいいのないかな?

今回はこんな疑問に答えたいと思います。

コジコジってなに?

©さくらももこ

コジコジは、見た目はこんな感じの、くまの耳とライオンのたてがみのようなものとニワトリのとさかのようなものがついたユニークすぎる生き物です。

テレビアニメでは、1997〜1999年で放送されていたようです。

コジコジには何の肩書きもありません。

いわば”存在”のみの根源的なキャラクターです。無為自然に生きる。

コジコジは完璧にピュアな存在ゆえに、そのままでただ生きます。

コジコジの邪気のない発言は、その素朴さゆえに新鮮かつ真理だったりするのです。

さくらももこ劇場COJI-COJIより

さらに、コジコジの生みの親であるさくらももこさんの考えにも触れられています。

映画「フォレスト・ガンプ」にも通じる世界を、さくらももこは5年も前から「コジコジ」という作品で呈示し続けてきました。

さらにこの作品のユニークなポイントとして、”メルヘンの国を舞台にしたファンタジー”と’’とにかく大爆笑のナンセンスギャグ”という2つの概念が共存している点が挙げられます。

”深読みしようと思えばどこまでも深い”コジコジのキャラクターと相まって、男児&女児から大人まで楽しめる豊かな作品世界が展開されています。

さくらももこ劇場COJI-COJIより

コジコジのアニメ第13話「北風の吹いた夜」はどんな話?

今回は13話「北風の吹いた夜」をyoutubeで鑑賞しました。めっちゃ良かった。

あらすじはこんな感じでした。

本当は思いっきり街に北風を吹かせたいのに、みんなから”寒い、寒い”と言われ、嫌がられる北風のごうた。そんなごうたを見かねたコジコジは、クラスのみんなと、どうしたら街に、ごうたの北風を思いっきり吹かせることが出来るのか考える。

youtubeより

ゆっか的グッときたセリフ集

北風のごうた

物事には順番ってもんがあってさ、春が来る前に、北風なんだ。

あーあ、なんかこんな遠慮した風ばっかり吹かせてるとストレス溜まるんだよなぁ。

思いっきりゴーッて街の中を吹かせてみたいなぁ。

ごうたくん、頭で色々考えすぎちゃって、完全に意気消沈してますよね。

自分の北風がみんなを嫌がらせるものだと強く自覚していて、本当は思いっきり吹きたくても諦めかけています。

でも、最後に一言本当の自分の気持ちを言ったことで、クラスのみんなでどうすればいいか考え始めたんですね。

もし不満だけ言っていたら、この先の話はなかったことになってしまいます。

誰かが必ず聞いているから、自分の意志は伝える方がいいなって思わされました。

次郎くん

北風が吹かなきゃ春がこないんだし、たまには一発街の中でも思いっきり吹いてストレスを発散しろよ〜

次郎くん、キャラといい声といいめちゃくちゃ好き。

こうやって自分の本当の気持ちをよいしょしてくれる存在ってめちゃくちゃ大事ですよね。

アニメはゆるい感じで展開されていくから聞き逃しがちだけど、実際の社会の中でもこんな人が増えていったら生きやすくなる人が増えるのになぁと思わされました。

ハレハレ君

ジョニーくんは自分の正体が分からなくて、毎日ストレスが溜まっているんだ。

アニメの流れ的には笑ったけど、これ人間たちにめっちゃ言えない?と思わされたセリフ。

ジョニーくんは、記憶喪失で自分がどこからきたのか覚えていないため、どの話でも暗い様子で変わったポジションを確立しています。

皮肉だけど、今の社会で生きてる私たち人間ってストレス多いって言いますよね。

それって自分の正体、偽ってるからじゃない?!

偽らないと生きていけないようなところに、自分を持っていってるんじゃない?!

ジョニーくん

実はみんな、心にジョニーくん飼ってない!?

共存を考えて、誰もが生きやすい社会に。

今回のテーマは「共存」なのかなと思いました。

一般的には理解されづらいけど、そのことを特性として持っているから生きづらかった北風のごうたくん。

今の社会でいうと、障がい者やLGBTQの人たちが挙げられるかもしれません。

基本的にコジコジの住むメルヘンの国の登場キャラクターは、名前や見た目で特性が一発で分かりやすいし、全員のキャラが濃すぎて「普通」が存在しません。

全員が全く違うベクトルのいきものとして存在しているから、偏見や批判のしようがないといってもいいでしょう。

だけど、私たち人間の世界では「普通」や「常識」が蔓延っています。

現に今のわたしも、親から実にさまざまな「普通」や「常識」を押し付けられ、正直しんどいなぁと思うことがたくさんあります。(また別記事で書きます)

でもこの話を観て、そもそも一人の人間として存在している時点で、他と同じとか違うとか考える事自体がナンセンスだな、と思いました。

だって同じ人いないしね。違って当然だから考えるまでもないよね。

多数決で多い方とかマジョリティとか、そういうことを自分自身の生活に取り入れることをやめたくなりました。てかやめよう。

コジコジとメルヘンの国の人生哲学って?

コジコジの中では、名言がたくさん出てくるのですがその中でも一番好きなのがこちら。

コジコジ

コジコジは、コジコジだよ!

FUJ!PEEより

シンプルで本質を突いてくるこの言葉、しょっちゅう思い出して生活してます。

ちなみにこのセリフは、担任の先生からコジコジは何になりたいんだ?と将来の夢を聞かれた時の返しです。

間違いない、そのとおりだ。自分は一生自分である。

別に何にもならないよね、ずっとわたしはわたしのままだ、と思うと、なぜかすごく気が楽になる。

当たり前すぎて、忘れてた。

それに、コジコジの人生に意味も目的もきっとないんです。

コジコジは、コジコジとしてただ今を受け入れて生きている、この姿に心奪われる人がいるのではないかなと思います。

さくらももこさんはどんな思いを込めてコジコジをつくっていたのか、詳しく知りたくなりますね。

コジコジの原作はこちらからゲットできます。ぜひどうぞ!

コジコジのアニメをどう見るか?

コジコジのアニメは基本的に「24分32〜4秒」でできています

わたしはMacを使ってコジコジを観ていますが、その間はアロマの香りがする空間の中で脚のマッサージをしながら観てます。

おしゃれな感じに書いたけど、ただ単にアロマが好きなのと脚痩せしたいから両方やっとこ、という感じです。

そして、いいセリフが出てきたらMac上のメモやEvernoteのアプリにメモするといったスタイルをとっています。

完全に、楽しんでます。

わたし的に最高なのが、30分足らずで心と体が癒やされまくるということです。

これが30分超えてくると、体感的にも1時間の半分ということからも「ちょっと長かった、休みすぎたな」と思ってしまいネガティブになるためあまりよくない。

だけど、24分という絶妙な時間だからお得感を感じられて最高に好きな時間になるんですね。

ゆっか

あなたも、ちょうどいい長さの時間でハッピーになれることを見つけてみよう!


コジコジ

コジコジと遊ぼうよ〜!

うん、遊ぶ。

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ABOUT US

“自分の時間をぬいぐるみ1つで3時間増やす”ライフタイムアドバイザー。人生で起こることと時間管理を絡めたブログ運営。カウンセラー歴5年。学生開業。現在、学生、家庭教師、病院助手、銀座ホステス、駆け出しラッパー。時間管理とくまとアンパンマンとコジコジUVERworldが好き。

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